当事業所は2021年8月に墨田区東向島からリバーサイド隅田に移転してきました。
10年以上の実績がある就労に特化した就労継続支援B型事業所です。
Loop.a.sの目指すところ(コンセプト)
Loop(循環)
action(活動)
step up(成長)
ルーパスでは、就労を目指している方を対象としています。様々な活動を通じて、それぞれが成長し、社会に戻っていけるようにというコンセプトで支援しています。現在は就労に自信がなく、少しずつ生活のリズムを整えながら慣らしていきたい方。また、就労を目指す上での必要なスキルを学びたい方などを、就労移行支援事業所よりも時間をかけて各々のペースに合わせて個別支援いたします。
<メイン活動>
【研修プログラム】 PC基礎コース、PC応用コース、PC個別課題
【作業訓練プログラム】 ワークコース
【就労準備プログラム】 就労プログラム、社会人としての心得講座
<サブ活動>
レクリエーションプログラム
PowerPoint学習成果発表会
行事・イベント参加
個別支援計画に基づき、概ね3~4年かけて、じっくりと一般就労に向けた準備をしていきます。主な訓練の流れは、以下のように進めます。まず研修プログラムか作業訓練プログラムをどちらか選択した上で、さらに並行して就労準備プログラムを行って頂きます。その他のプログラム(サブ活動)については、必要に応じて組み合わせて実施いたします。最終的にはワークコースで週5日の通所にし、企業実習や、企業見学、面接会等の就職活動を行い、一般就労を目指します。
入所後、個別面談を通じて適宜、コースの変更も可能です。
各コースを専任の講師が担当し、仕事に必要なPCスキルを習得する為の訓練を行います。専用のテキストを活用し、週2回の講義+週1回の演習を行います。各コースの最後には、PC訓練の学習成果の発表とマナー・プレゼンテーション教育の一環として、パワーポイントを使用したプレゼン発表会を行います。定期的にPCスキルの習得度について得意分野・苦手分野を振り返る為の評価を行います。さらに、タイピング、データ入力実習、MOS資格取得、ビジネス実践課題などの個別課題も充実しています。
≪PC基礎コース≫ (週3回+α 約9ヶ月間)
PC初心者の為のコースです。このPC基礎コースでは、事務補助業務に必要なスキルが身に付きます。Windows10の操作、Word、Excel、PowerPointを初心者向けの易しいカリキュラムから学ぶことができます。
今までPCをあまり触った事の無い、習った事はあるけど自信が無いという方に最適です。
≪PC応用コース≫ (週3回+α 約9ヶ月間)
一般事務に必要なPCスキルを学ぶ為のコースです。Word・Excel・PowerPointのより高度な機能を学びたいという方に最適です。
具体的には、
≪PC個別課題≫ (週1回~)
原則としてコースを修了した方を対象にして、個別課題のフォローを行います。
ホームポジション等の基礎から、タッチタイピングの習得とタイピング速度の向上を目指します。
専用のデータ入力ソフトを使用して、入力速度、正確性を計測・記録しながら、実践的なデータ入力の仕方を体験します。
実際の仕事の場面を想定し、Word、Excel、メールなどの活用できるよう、テキストで与えられた問題の指示を読み取り、必要な作業を自分で考える実践的な課題を提供します。
資格取得(MOS対策)
Word、Excel、PowerPointなどのスキルを証明する資格として、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)の取得をします。MOSは、就職活動の際のスキル証明として活用できます。(テキスト・受験料の費用負担あり)
軽作業(検品、封入、梱包)を中心に行います。グループでの作業を通じて、以下の能力が身に付けられます。
また、作業訓練に参加した時間に応じて工賃が支給されます。
仕事に必要な基礎体力を身に付けるためのトレーニングとして、地域の公園の花壇整備・清掃を行います。週1回の公園内のゴミ拾い、花壇の水やり、3ヶ月に1回程度、花壇の植え替えを行います。
≪就労プログラム≫
就労に向けた個別の技術や知識の習得を目的として実施します。3つのテーマごとに受講する講座を選択できます。
<基礎編>
就労に必要な基礎的な知識・技術を習得するために、基本的なビジネスマナーや履歴書の書き方等、座学と実技を中心に学びます。
<実践編>
実習や就職後の実務に役立つ、知識、技術の習得を目指します。主に電話応対や、コピーやスキャニング、シュレッダーなどのOA機器の使い方、ビジネスメールの送り方等について学びます。
<就活編>
企業の選定から、模擬面接まで実施します。模擬面接で出てきた課題に対しては、次回の就労プログラムまでに個別就労相談を利用して面接での課題の改善に取り組みます。
≪社会人としての心得講座≫
対人関係のトレーニングを行います。主にコミュニケーションゲームを通じて、伝達する力や相手との意思疎通の向上を目的としています。ここでは協調性や自己PR法を学びます。
<レクリエーションプログラム>
余暇活動の過ごし方の練習を行います。気晴らし、楽しむことを通じて、仕事を続ける上でのストレス解消法を学びます。また、参加者自身でレクリエーションの企画・実施をしていただきます。また、年1回、宿泊行事として「大人の修学旅行」を実施しています。
〈例〉
<PowerPoint学習成果発表会(マナー・プレゼンテーション教育)>
PC受講者の訓練の成果発表を目的に発表会を行います。PC訓練で学んだスキルを応用し、PowerPointのスライドにまとめ、聴衆の前で発表する事によるプレゼンテーション能力と、発表マナー向上の為の実践教育を行います。また、発表会では利用者全員が運営に関わり、個々の役割が与えられます。運営の準備から本番まで利用者が主体的に関わり、役割を果たす事による自信と責任感の醸成が期待されています。
<行事・イベント参加>
区内のイベントでは、スポーツ大会への参戦や、すみだまつりへの模擬店出店、区主催のイベントでの運営補助や発表会等での役割を通じて、就職活動に向けた弱点の克服、得意分野の発見などにより、自信をつけていきます。
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